子どものこんな症状は、起立性調節障害
小児起立性調節障害の全人的治療
起立性調節障害相談室(Q&Aコーナー)
低血圧サイト

企画・監修:田中 英高
(大阪医科大学小児科准教授)
企画協力:松島 礼子
(済生会吹田病院小児科)

起立性調節障害 最近のトピックス


台湾にも起立性調節障害の人はいるの?
台湾の台南市にある国立チェンクン大学では、20歳以上の住民1638人を対象に、起立血圧変動や立ちくらみなどの調査を行いました。
起立性低血圧はどの年代にも存在し(全体で15.9%)、20歳代は7.6%ですが、加齢と伴に頻度は高くなり、70歳以上では31.7%でした。

40歳以下で立ちくらみを自覚した人は女性に多く、痩せていて、運動量も少なかったようで、立ちくらみのない人よりも臥位、立位の収縮期血圧とも5〜6mmHg低かったようです。また、睡眠薬や精神安定剤の服薬率が高かったようです。
台湾人も日本人と同じように立ちくらみがある人は、女性に多くて低血圧気味のようですね。睡眠薬を服用している頻度が高いようですから、夜に目が冴えて寝られないのかも知れませんし、ストレスが多いのかも知れませんね。残念ながら子どものデータはありませんでしたが、子どもにも多いのではないかと思われます。
このように世界でも、起立性調節障害関連の研究が増えてきました。これからますます研究の成果が楽しみですね。


(参考文献)
Population-Based Study on the Prevalence and Correlates of Orthostatic
Hypotension/Hypertension and Orthostatic Dizziness
Hypertens Res Vol. 31, No. 5 (2008)
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