子どものこんな症状は、起立性調節障害
小児起立性調節障害の全人的治療
起立性調節障害相談室(Q&Aコーナー)
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企画・監修:田中 英高
(大阪医科大学小児科准教授)
企画協力:松島 礼子
(済生会吹田病院小児科)

起立性調節障害 最近のトピックス


2010年1月16日開催 起立性調節障害ジョイント講演会のハイライト
起立性調節障害ジョイント講演会ハイライトのご案内
開催日:2010年1月16日(土)


2009年も年の瀬が押し迫ってまいりました。
さて、起立性調節障害Support Groupでご案内しております「起立性調節障害ジョイント講演会」について、簡単に開催趣旨をご説明いたします。

起立性調節障害は軽症から重症まで、症状にかなりの幅があります。重症になる子どもでは午前中の症状が著しく、遅刻や欠席を繰り返したり、なかにはすでに長期の欠席状態に陥っているケースも珍しくありません。子どもと保護者は学業の遅れや、学校・社会からの孤立を感じ悩むことになります。また、高校進学にも大きな影響が及ぶことも少なくありません。せっかく高校に進学したのに、体調不良のために留年や中退を余儀なくされた、という残念なケースも耳にします。このなかには初診待ちが何ヶ月にもなるということから、希望する専門医療機関を受診できなかった方もおられます。このような話を聞くにつけ、大変に心を痛めております。
遅刻や欠席を繰り返したり、あるいは、すでに不登校状態に陥っている起立性調節障害の子ども達が高校進学後に残念な思いをしないですむためには、まず、保護者に適切な知識を持っていただくのが一番よいのではないか、という考えに至りました。このような事情から、今回、保護者向けの講演会を開催することとなりました。

当日の講演会は3つあります。起立性調節障害の子どもへの適切な高校進学に関する講演は、第2部「不登校を伴う起立性調節障害児の高校進学はどうすればよいのか」で行います。病気のメカニズムを理解し、さらに起立性調節障害を上手に克服し、大学進学や社会人になった方たちのケースから学んでみたいと思います。

それに先立つ第1部では、「起立性調節障害から学んだこと」と題して講演します。起立性調節障害は今では診療ガイドラインもできていますが、それまでは、この病気に対して身体の病気なのか、心の病気なのか、専門家でも意見が異なっていました。起立性調節障害とはどんな病気だったのか、演者が一人ひとりの患者さんから学んだことを整理した内容を講演します。

第3部は、学校関係者や保護者の方によるパネルディスカッションです。本疾患のケアには、ご家庭、学校関係者など多方面からの支援や協力が不可欠です。第3部では、保護者、学校関係者、参加者の方から診療機関に対する要望をお聴きしたいと考えています。その内容は厚労科学研究の一環としてまとめられた専門医向けの「起立性調節障害ガイドライン」に反映したいと思います。

まだ、申込みには余裕があるようです。参加された方の悩みが少しでも軽くなり、将来の不安を減らすことができる「抜苦与楽(ばっくよらく)」の講演会になれば、大変に嬉しいと考えております。一人でも多くの方の参考になれば幸いです。

起立性調節障害サポートグループ
田中英高


お申込みはこちらから≫http://www.inphs-od.com/

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