子どものこんな症状は、起立性調節障害
小児起立性調節障害の全人的治療
起立性調節障害相談室(Q&Aコーナー)
低血圧サイト

企画・監修:田中 英高
(大阪医科大学小児科准教授)
企画協力:松島 礼子
(済生会吹田病院小児科)

起立性調節障害 最近のトピックス


病気の正しい知識は治療をスムーズにさせる


3月になってようやく寒さも和らいできました。

東日本大震災から1年が過ぎましたが、いまだ仮設住宅にお住まいの方も多く、今後も復旧が急がれます。心からお見舞い申し上げます。

さて、話題はかわりますが、寒さが和らぐと起立性調節障害(OD)の子どもにはつらい季節がやって来ます。天候不順でとくに体調が崩れやすくなります。すでに症状が悪くなり始めた、という子どももいるかも知れません。

これまで、『起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応』(2009年4月)と『起立性調節障害の子どもの日常生活サポートブック』(2010年10月)と、起立性調節障害の子どもたちの現状を一般の方向けに著した2冊を出版しています。すでに初版から3年近くが経ちました。

多くの患者さんや学校の先生方に読んで頂いており、起立性調節障害の理解が非常に進んできているのではないか、と考えています。その証拠に全国各地の小児科の先生から、「最近は、ODの子どもの保護者の多くが、本を2冊とも読んでから診察に来られます。そのため、医師からODの疾患説明をしても理解が非常に早いようです。さらに保護者の病気に対する不安も少なくなったようで、治療効果も上がりやすいように感じます」と高い評価をいただいております。

たしかに大阪医科大学小児科や関連病院に紹介受診される起立性調節障害の保護者のほとんどの方が、2冊とも読んで頂いていますので、病気の理解が本当にスムーズです。そのおかげで、これまでと同じ診察時間内で、さらに詳しい説明や個別対応の話ができるようになったと感じています。

自分の子どもは起立性調節障害かな? と思われた保護者の方は、webサイト起立性調節障害Support Groupをご覧になり、どうやらその疑いが強い、と感じたら、この2冊をお読みくだされば参考になると思います。

医療機関に受診する際には、基礎知識を頭に入れておき、疑問点を事前に紙に書きだすなど用意をしておくと、医師の説明もスムーズに進むと思われます。





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